RUSH BALL 2004
RUSH BALL 2004
ライヴレポート
RUSH BALL ★ P
RUSH BALL ★ 6
アクセス


■アジカン参上!

ポリが十分に熱っしたステージに、続いて登場したのは本編最初のアーティスト・ASIAN KUNG-FU GENERATION!! 

アジカンの登場を知るや、メガ神戸の、ほぼ全てのオーディエンスがステージの前へ殺到!強風吹きすさぶ中、アジカンがステージに登った!

ライブは『フラッシュバック』から始まり、ステージ前に集まった観客の声がゴッチのボーカルに重なる。神戸中に響き渡るくらいに強力な歌声となってポートアイランドを揺らす。「今日、風が凄くて、僕の髪型がおかしいかもしれないですけど。気になるようなら目を閉じて聴いてください」とゴッチが言うくらいに強く引き抜ける潮風だけど、負けないくらいにみんな大きな声で歌ったー!

『リライト』でゴッチが大きく拳を上げてみせれば会場中から同じく拳が上がり、『君という花』では自然と手拍子が沸く。ポートアイランドの一体感。まさにそんなライブを繰り広げてくれたアジカンでした!!


■POLYSICS

「RUSH BALL―――っ!」 
ハヤシの雄たけびがステージ裏で響くや、ステージ横のオーロラビジョンにPOLYSICSの登場が告知される。ドドドド…。土ぼこりをあげながらオーディエンスがステージ前を目指す。

SEと共に姿を現したポリの面々は情熱の真っ赤のつなぎ姿。『National Pioneer』からライブはスタート。同時にこれがRUSH BALL2004のスタートとなった。会場に何度も投げキッスを送り、アグレッスヴにギターを掻き鳴らすハヤシに触発されるように、今日のポリはトップバッターながら激しく、そしてエモーショナルなアクト。台風なんて吹き飛ばさん勢いに会場も熱を上昇させる。『ガジャガジャグー』ではオーディエンスも高々と拳をあげてその興奮をステージへ届ける。最後はカヨの歌う『BLACK OUT FALL OUT』。

サプライズ・アクトであったポリは最高潮にRUSH BALLの熱気を上げて、イベント本編へバトンを渡した。


■開場!!
「開場、2分前です。みなさん、体と心の準備を整えてください」と場内に放送が流れる。関係者は「さぁ。はじまるぞ」と気持ちを新たにし、観客は「さぁ。はじまるぞ」と気合を入れた。カウントダウンのように「1分前」の放送。

そしていよいよRUSH BALL2004の扉が開いた。勢いよく飛び出した観客。この日を待っていた彼らの心がどれだけ逸っていたかが伝わる光景。思い思いに場所を取り、ステージ前に陣取ったり、広い会場後方にパラソルを立てたり。ライブを楽しむための準備が整っていく。

ガラ〜ンとしていた広大な会場がワクワク顔のお客さんでカラフルに埋められた。あとはライブの開始を待つばかり!


■開場直前!!
会場にポリシックスのリハーサルの音が響く。極めて大きな台風が近づくメガ神戸。強風に軽やかに乗るエレクトリックな音色を耳にしながら、観客が開場を待っている。グッズ売り場で列を作りながら。さんさんと降り注ぐ太陽を浴びながら。気温の上昇と共に、期待が膨らんでいく様子がわかる。だってみんな、笑顔なんだもの。さぁ。まもなく開場です!

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